身体的特徴やホルモンの影響で便秘になる場合も

9女性が便秘になりやすい理由

@身体的特徴から

 

*骨盤が広いこと
女性は赤ちゃんを産むため、男性に比べて骨盤が広いという身体的特徴があります。
骨盤が広い為、腸が骨盤内に落ち込みやすく、曲がりくねってたるんだ状態になっています。
腸が曲がっているとそれだけ便が通過しづらくなります。便が大腸をゆっくりと通過している間に便の水分がさらに吸収されて便が硬くなり、便秘になってしまうのです。

 

 

*筋力が弱いこと
女性は男性に比べて腹筋や横隔膜の筋力が弱いという性別の差があげられます。
そのため便を排出する際のいきむ力も弱く、時間がかかってしまう為、その結果便意を我慢してしまい、便秘が慢性化してしまうという傾向にあります。

 

 

Aホルモンの影響

 

女性ホルモンのひとつに黄体ホルモン「プロゲステロン」があります。

 

プロゲステロンの働きとして

 

*他のホルモンバランスを調整する
*血糖値を正常にして、体脂肪を減少させる
*利尿作用
*生理通、偏頭痛などを改善させる
*体温の上昇
*排卵抑制作用
*子宮内膜や子宮筋の働きを調整する
*乳腺を発達させる

 

などがあげられ、女性にとってはとても重要な役割をするホルモンです。

 

このプロゲステロンは、排卵後〜生理前の時期の2週間ほどに多く分泌されます。
このホルモンには、排卵に備えて腸管内から水分を体内に溜め込むという性質があるためその結果、便に含まれる水分量が低下し、便は固くなってしまいます。
又、プロゲステロンの影響により子宮などが緊張する為、腸のぜん動運動を抑制してしまい、さらに便秘が生じやすくなります。

 

月経がはじまるとプロゲステロンの分泌は低下し、腸のぜん動運動が順調に行われて便秘は解消されます。

 

排卵から月経までのながれの変化は、常に脳内の間脳という部分によって調整されています。

 

そのため精神的なストレスや環境の変化などによる間脳への影響が、卵巣に影響し、その結果ホルモンの分泌量にも影響されてしまいます。

 

 

B羞恥心から

 

排便という行為は、幼少期のしつけなどから「こっそりとすませるもの」というふうに習慣化されています。
特に女性は、自宅以外では便意を我慢し、排便機会を逃すことが多くなるため、便秘になりやすいのです。

 

 

このように色々なことが重なってしまう為、特に女性は便秘になりやすいという訳です。